両手奏の壁、乗り越えるまで根気よく🍀
ピアノを始めたばかりの人がまずぶつかる壁。
それは、『両手奏』になった時です。
さおんピアノ教室では、年長さんからピアノを始めたお子さんには『左右交互奏』から入り、早い段階で両手奏にもチャレンジしてもらっています。
脳の発達には個人差がありますので、『両手奏』にスム-ズに入れるお子さんもいれば、なかなか上手く入れず壁にぶつかって、壁を乗り越える事が難しいお子さんもいます。
でも、必ず乗り越えられますので、お子さんを信じて、お家の方は見守っていて欲しいです。
私が早い段階で『両手奏』にチャレンジしてもらうのは、ピアノ演奏のほとんどは『両手奏』で弾くからです。
片手ずつは、どのお子さんもほぼできます。
時々、利き手ではない左手に苦戦しているお子さんもいますが、それは、それまで左手で何かをするという経験があまりなかったという事が大きいのではないかと思います。
(4歳、5歳のお子さんでしたら、経験がないのも当たり前ですね)
ピアノを通して利き手ではない左手を動かすという事は、脳に負荷をかける事になります。
人間の脳は、その時々で少しずつ負荷をかける事で、海馬(記憶を仕分けする司令塔)の付近の細胞の増殖をさらに活発にする事ができると言われています。
そうなると、『両手奏』というのは、もっと脳を活発に動かさないといけないと言う事になります。
左右の脳がフル回転ですね!
だから、難しい!
「あなただけではなく、みんな難しいのですよ〜」
でも、ここで逃げ出さず、根気よく『両手奏』に取り組んでみて欲しいです。
ピアノを通して、
「今、脳のトレ-ニングをして、脳を鍛えているのだ!」
とプラスに考えてみると良いです。
🎹『両手奏』がスムーズに弾けるようになる方法 ♪
レッスン時間内でも何度か繰り返し練習してもらっていますが、1週間に一度のレッスンだけでは、なかなかすぐにできるようになりません。
早く壁を乗り越えたいのであれば、お家で毎日コツコツ練習するのが一番です!
ポイントは、最初は1小節ずつ練習してみてね!
できたら、次は2小節ずつ!
「 欲張らず、細切れですよー!」
以下の順番で練習してみましょう!
① ピアノを弾く前にお膝でリズムが両手で打てるかな?
②リズムが打てたら、右×3回、左×3回
③次にまた、右×2回、左×2回
④次は、右×1回、左×1回
⑤ここでやっと両手で一緒に弾いてみましょう!
だけど、ゆっくりね!
ど‼︎ゆっくりですよ〜
🌟目は、ちゃんと楽譜を見てるかな?
(楽譜は、縦を見ながら右方向に進行するよ!)
🌟右と左を同時に弾くところはどこかな?
(いつも間違えるところは、縦に線を弾くとわかりやすくなるよ!)
地道にコツコツ練習!って、幼児さんにはハ-ドル高いかもしれません😵
しかし、ピアノが両手で弾けたら、楽しいですよ!
コツコツの先に、やっと
ピアノって楽しい!
が待っているから、私は、少し早めに『両手奏』にチャレンジしてもらっています😊
(※お子さんによって、レッスンの進め方は様々です)
最後までお読み下さり、ありがとうございました🌸
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